Core Web Vitals を経営者向けに3分で解説
「LCPが遅い」と言われても何のことか分からない方向け。GoogleがWebサイトを評価する3つの指標を、たとえ話とビジネスへの影響で説明します。
制作会社から「LCPが2.8秒で...」「CLSが0.18で...」と言われて、何のことか分からず困った経験はありませんか?
この記事では、Core Web Vitals(コア・ウェブ・バイタルズ) という、Googleが定めた3つの指標を、たとえ話で分かるように説明します。
そもそもCore Web Vitalsとは?
Googleが2020年に発表した、Webサイトの「ユーザー体験の質」を客観的に測るための指標です。これまでの「ページの読み込み速度」だけでなく、「使い勝手の良さ」まで含めて評価するのが新しい点。
2021年からは Google検索の順位決定要因にも組み込まれたため、SEO上も無視できません。
3つの指標を、たとえ話で説明します
1. LCP(エルシーピー)= 一番大きいモノが映るまでの時間
正式名称: Largest Contentful Paint(最大コンテンツの描画)
たとえると:レストランで注文してから「お、料理が運ばれてきた!」と認識するまでの時間。早いほど印象がいい。
Webサイトでは、ヒーロー画像や大きな見出しなど「視覚的に印象に残る要素」が表示されるまでの時間です。
- ✅ 2.5秒以下 = 良い(Googleが評価する基準)
- ⚠️ 2.5〜4.0秒 = 改善余地あり
- ❌ 4.0秒以上 = 遅い(離脱率が大きく上がる)
主な原因:画像が大きすぎる / サーバー応答が遅い / フォント読み込みが遅い
2. INP(アイエヌピー)= タップしてから反応するまでの時間
正式名称: Interaction to Next Paint(インタラクションから次の描画まで)
たとえると:レジで店員さんに「これください」と言ってから、店員さんが反応してくれるまでの時間。早いほどストレスが少ない。
Webサイトでは、ボタンを押した・スクロールした・入力したときに、画面が反応するまでの時間です。
- ✅ 200ms以下 = 良い
- ⚠️ 200〜500ms = 改善余地あり
- ❌ 500ms以上 = 遅い(「タップしても反応しない」とユーザーが感じる)
主な原因:JavaScriptが多すぎる / 重い処理がメインスレッドを詰まらせている
3. CLS(シーエルエス)= レイアウトのガタつき度
正式名称: Cumulative Layout Shift(累積レイアウトシフト)
たとえると:新聞を読んでいる最中に、いきなり広告チラシが間に挟まって、読んでいた段落が下にズレてしまう感じ。イライラする。
Webサイトでは、ページを読み込んでいる途中で画像や広告が後から表示されて、ボタンや文字の位置がガタッと変わる現象です。「タップしようとしたボタンの位置が変わって、別のリンクを誤タップ」した経験、ありますよね?
- ✅ 0.1以下 = 良い
- ⚠️ 0.1〜0.25 = 改善余地あり
- ❌ 0.25以上 = ひどい
主な原因:画像にwidth/height指定がない / 広告枠のサイズが定義されていない / 後から表示される要素が多い
これらが悪いとビジネスにどう響くか
- 離脱率の増加: LCPが3秒を超えると、訪問者の40%以上が離脱するというデータがあります。
- CV率(問い合わせ・購入)の低下: タップしても反応しない、ボタンの位置が変わるなどはユーザーの離脱・誤動作を誘発します。
- SEO順位の低下: Googleの検索アルゴリズムに直接組み込まれているため、競合が改善している中で放置すると相対的に順位が下がります。
あなたのサイトの数値は?
Core Web Vitalsは Google公式の PageSpeed Insights で測れますが、英語のレポートが出てきて「結局どこから直せばいいか分からない」となりがち。
LUCRIS Diagnosis なら、PageSpeed Insightsの計測結果を 日本語で「メイン画像が遅い」「タップ反応が悪い」のように言い換え、優先度をつけて提示します。