ホームページが遅い10の原因と、直し方ランキング
「サイトが遅いのは分かるけど何が原因か分からない」をなくします。よくある10の遅さ原因を、影響が大きい順にランキングで解説します。
「うちのサイト、なんか遅い気がする」「でも何が原因か分からない」 ── そんな声を、Web制作の現場で本当によく聞きます。
実は、サイトが遅くなる原因は意外と限られています。 この記事では、よくある10の原因を 影響の大きさ順 にランキング形式でまとめました。 上から順番に対策するだけで、ほとんどの「遅い問題」は解消できます。
1位: 画像が大きすぎる(影響度: ★★★★★)
9割の「遅いサイト」の主犯はこれです。スマホで撮った写真をそのままアップロードすると、1枚で4〜8MBあることが普通。これが10枚並ぶと、ページを開くだけで 50MBのファイルダウンロード に近い負荷がかかります。
対策は単純で、画像を WebP形式 に変換し、適切なサイズにリサイズするだけ。それだけでファイルサイズが 1/5〜1/10 になり、表示速度が劇的に改善します。
2位: サーバーの応答が遅い(影響度: ★★★★)
ユーザーがURLを開いた瞬間、サーバーが「これがそのページです」と返事をするまでの時間です。これが 1秒を超えると体感的に遅い、3秒を超えると離脱されます。
原因は格安共有レンタルサーバー、PHP/データベースが重い、CDN(コンテンツ配信ネットワーク)を使っていない、など。サーバー乗り換えやキャッシュ導入で解決します。
3位: JavaScriptが多すぎる(影響度: ★★★★)
広告タグ・チャット・ヒートマップ・ABテストツール...と、便利だからとプラグインを入れすぎていませんか? それぞれが裏側でJavaScriptを読み込み、ブラウザを忙しくさせます。
結果、「タップしても反応しない」「スクロールがカクつく」という症状が出ます。本当に必要なものだけに絞り、使っていないツールは即削除しましょう。
4位: フォントの読み込みが遅い(影響度: ★★★)
Google Fontsを6種類も読み込んでいる場合、表示が真っ白の時間が伸びます。「英語フォントだけで十分」「日本語ゴシック1種類だけ」など、絞ることが重要です。
5位: 動画の自動再生(影響度: ★★★)
トップページにかっこいい動画を背景で流していませんか? デザインとしては美しいのですが、動画ファイルは 10MB以上 あることが多く、モバイル回線では致命傷になります。スマホでは静止画にする、または動画を圧縮するなどの対応を。
6位: 不要なCSSが大量にある(影響度: ★★★)
WordPressでテーマを乗り換えたが古いプラグインのCSSが残っている、Bootstrapのフルセットを読み込んでいる、といった状況です。使っていないCSSを削除 するだけでも、画面表示までの時間が0.5〜1秒短縮します。
7位: 画像にサイズ指定がない(影響度: ★★)
画像を表示する際、width と height 属性を指定していないと、読み込み中はブラウザが画像のサイズを知らず、後から画像が出てきた瞬間に レイアウトがガタつく 現象(CLS)が起きます。
これは「読みづらい」だけでなく、Googleの検索順位にもマイナスに働きます。
8位: HTTPSが有効になっていない(影響度: ★★)
いまだに「http://」のサイトを見かけます。HTTPSでないと、ブラウザが「保護されていません」と警告し、SEO的にも不利です。無料のLet's Encrypt で簡単に対応できます。
9位: ブラウザキャッシュ設定が無い(影響度: ★★)
2回目以降の訪問でも毎回ファイルを再ダウンロードしていませんか? 適切なキャッシュ設定をすれば、リピーターは 初回比50〜80%速く なります。
10位: 古いPHP/CMSバージョン(影響度: ★)
WordPressの古いバージョンや、PHP 7.4以下を使い続けていると、最新版に比べて 処理速度が30〜50%遅い です。セキュリティ的にも危険なので、バージョン更新は定期的に。
まずは現状を計測しましょう
どこに優先的に手を入れるべきか、感覚ではなく数値で把握することが第一歩です。 LUCRIS Diagnosis なら、URLを入れるだけで 上記10項目を含む100以上の観点 を約30秒で自動チェックします。
改善後の推定スコアまで提示するので、社内提案の根拠にも使えます。